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日本
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商品説明
膠原病、炎症性腸疾患、がんの発症メカニズムの解明
新潟大学大学院医歯学総合研究科教授
安保徹 著
渡邉 まゆみ 富山 智香子 訳
B5判 並製 472頁
6500円+税
ISBN978-4-86251-147-8 C3047

ストレスによって、交感神経支配下にある顆粒球増多の現象がわかると、炎症性腸疾患のメカニズムも解明できる。ストレス→交感神経刺激→顆粒球増多→粘膜破壊の連鎖である。このようにして、歯周病、胃炎、胃潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、痔疾、卵巣嚢腫、突発性難聴などの発症メカニズムが次々と明らかになる。「ストレスの正体」や「ガンの発症メカニズム」も現象の理解をかさねることで解明できる。

目次

まえがき
Chapter1
放射線照射胸腺摘出マウスへの骨髄移植による、胸腺外である肝臓でT細胞レセプターを中等度に有する細胞が産生された証明
Chapter2
各免疫臓器におけるTCRint細胞とNK1.1+T細胞の関係:NK1.1+T細胞がTCRint細胞の集団の中に存在する
Chapter3
胸腺外T細胞は、系統進化的にナチュラル・キラー細胞と胸腺由来T細胞の中間に位置する
Chapter4
急性虫垂炎の発症の一因は、交感神経活動増加による顆粒球増多である
Chapter5
成体マウス肝臓におけるc-kit+幹細胞と胸腺前駆細胞
Chapter6
マウスの胸腺および末梢リンパ球のニコチン性アセチルコリン受容体の同定
Chapter7
白血球とリンパ球サブセットの日内変動及び自律神経系機能との間の相関関係の可能性
Chapter8
分娩後、末梢血のみならず肝臓においても新生児顆粒球増多が出現する
Chapter9
拘束ストレスを与えた齧歯類の胃における潰瘍形成への顆粒球の関与
Chapter10
並体結合マウスの肝臓と腸における胸腺外分化T細胞の中にパートナー細胞の混合度は低い:その生物学的意味
Chapter11
糖質コルチコイド投与による顕著な骨髄内顆粒球および胸腺外分化T細胞数の増加
Chapter12
抗潰瘍剤の顆粒球抑制作用─胃潰瘍発症における顆粒球の役割
Chapter13
T細胞分化の胸腺外経路
Chapter14
自律神経系による免疫調節:がん、膠原病と炎症性腸疾患治療へのアプローチ
Chapter15
アトピー性皮膚炎患者のステロイドホルモン停滞とステロイド軟膏中止後の禁断症状における独特の白血球分画
Chapter16
ストレス後のナチュラル・キラーT細胞と顆粒球の機能は加齢に関連して変化する:各ステロイドホルモンと交感神経との相互関係
Chapter17
コラーゲン誘導性関節炎のマウスとパラビオーゼ(並体結合)したマウスの関節においてパートナーの顆粒球とリンパ球は混在しない:顆粒球およびリンパ球の局所産生の可能性
Chapter18
自己免疫疾患における免疫学的状態
Chapter19
低蛋白餌が自然免疫によるマラリア防御を強化する
Chapter20
αアドレナリン刺激が、体温、血糖、自然免疫におけるストレス適応反応に与える影響
Chapter21
高速水着の着用効果に関するもう一つの重要なメカニズム
Chapter22
ストレスによる体温、血糖、自然免疫の変化と糖質コルチコイドとの関連
Chapter23
がん患者の内部環境と提言:発がんは不利な内部状態を克服する解糖系への適応反応である

著者プロフィール

安保 徹(あぼ とおる)
新潟大学大学院医歯学総合研究科、国際感染医学講座、免疫学・医動物学分野 教授
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